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「たけしくん、ハイ!」ビートたけし

(画像無しです)

一つ前の記事"「そういうふうにできている」さくらももこ"の最後にさくらももこさんとビートたけしさんの対談があり面白かったので、そのままなだれ込むように本書を買ってみた。

著者の少年時代の思い出を綴ったもので、まさに「日常」。家族のこと、友達のこと、遊びのこと、限られたお小遣いのこと、、、。
楽しいんだけれど、読んでいると、不思議と寂しさが漂ってくる。
さて、この感情は何なのだろうか。

・・・この中に出てくる夏休みのエピソードを読んで、時間を持て余していたあの頃を思い出した。
夏休みも後半になるとやることがなくなって「暇だー」なんて言ってたりする。大人になった今では考えられないことだ。

そんなことを考えていてついでに思い出したのが、同じくビートたけしさんの(北野武さん、のほうが適切か)映画、「菊次郎の夏」。この作品では、作品中最大の山場となるイベントはあっさりと作品中盤くらいに終わってしまって、後はひたすら夏休みを楽しむ様子が描かれる。ちょっと変わったスタイルの作品だ。ひたすら遊び続ける様子をゆったりと眺めることで、まるであの頃に戻ったような、あの頃の時間の流れ方を再体験できる。最後には、永遠に続くかと思われた夏休みもいつか終わりが来る、いうところまで追体験。

なんだか半分は菊次郎の夏レビューになってしまったが、最初に書いた寂しさは、永遠に続くと思われた子供時代にも終わりが来るという、抗えない時間の流れに対して感じる寂しさかも知れない。
・・・おっと、寂しい寂しいと書いてしまったけど、基本は「楽しい・面白い」です。ご自身の子供時代も思い出しつつ、どっぷりこの世界に浸ってください。そして、いつか必ず訪れる終わりの寂しさと一緒に。


たけしくん、ハイ!/ビートたけし/新潮文庫
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