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「マグロ船で学んだ人生哲学」斉藤正明、マンガ:腹肉ツヤ子

マグロ船で学んだ人生哲学

新入社員としてバイオ系企業に入社した著者だが、理不尽な上司の思いつきで、なぜかマグロ船に乗ることに・・・。
船の上での43日の生活が始まったわけだが、そこで、漁師たちの様々な言葉に出会い、人生についての考え方が変わっていく。
著者の実体験によるもので、ちなみにこの後著者は、この体験を広める講演や研修を行う会社を立ち上げており、まさに「人生を変えた」と言えるだろう。

なお中身はマンガ化されており、さっと読める。

気になる言葉の中身については実際に読んでほしいが、一つ紹介すると、著者の「転職しようかどうか迷っています」に対して、「サイコロ振って"丁"なら残れ!"半"なら転職してみよ!」など。
マグロが釣れるかどうかはどこへ行っても50%、であれば迷っている暇などない、サイコロでも振って決めてしまえ、というもの。

こういった潔く力強く、そして厳しいように見えて愛に溢れた言葉が満載。楽しめる。


なお著者はこの時期相当自己啓発やビジネス本にはまっていたとのことで、船の中でも150万円で買った自己啓発のカセットテープを聞いていたくらい。
そんな著者が実体験によって段々と変わっていく。
・・・のだが、そんな著者がやはりまたマグロ漁船をネタに自己啓発セミナー開催者の立場にいるとはちょっぴり皮肉。
教訓は何より「実体験せよ」だと思うので、そこのところは忘れずに。適度に読んだら、実体験の世界に飛び出そう。


マグロ船で学んだ人生哲学/斉藤正明 マンガ:腹肉ツヤ子/講談社Biz
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「人生を変えたければ「休活」をしよう!」大田正文

人生を変えたければ「休活」をしよう!

土日祝日が休みというサラリーマンの標準的な勤務形態をモデルとしたとき、1年の3分の1は休みである計算になる。
約40年会社勤めをすると考えると、13年もの休日があることになる。これを放っておく手はない。

そう考えた筆者は、それまでの、「東京には誰も知り合いがいないから休日はすることがない」生活を一変。「休活」と称して土曜日に勉強会を開く活動を開始。
この輪がどんどん広がって、3年で1000人もの人脈を築く。というもの。やっぱ行動を起こすことが大事ですね。

ちなみに筆者の休日の肩書きは「愛妻家」。
会社なんて人生の一部でしかない。「○○会社の者です」ではなく、きちんと「自分は何者か」を築こうよ、というメッセージでもある。

筆者は休日を活用するのであれば、対象は何でもよいと言う。
お気に入りのカフェで本を読む、着物を着て町を歩く、スポーツジムに通う・・・等など。

・・・でも、この本を読むと、対象をどうするかなんて考える前に筆者の主催する勉強会に参加したくなる、というのが難点(笑)。魅力的だなあ。

こうしている間にも人生の時は過ぎていく。有効に時間を使いましょう。


人生を変えたければ「休活」をしよう!/大田正文/サンマーク出版
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「日本のSEはこれからどうなるのか」萩原佳明

日本のSEはこれからどうなるのか

これは大当たり。
SE=システムエンジニア。ITを駆使して働く職種である。(こんな説明でよいのか)
ということで、基本的にはSEを対象として書かれ・・・と、待って!逃げないで!

これは、読む者の職種や状況などに関係なく、きっと学ぶところ多いであろう書だ。というわけで、広くオススメしたい。

内容は、目的としてはタイトルの通り日本のSEの今後を考えるためのものであるが、そのための手段として、幅広く色々な人にインタビューを試み、それを掲載した、というものだ。国籍、職業を越え、様々な方々へのインタビュー。「たまたまインタビュアーの切り口がSEとなっているだけで、幅広い考え方を吸収するために普遍的に利用できる書」だと思う。

特に感激の連続だったのは、「手品師」の方と「弁護士」の方へのインタビュー。普段馴染みの少ない職業であるせいもあるかも知れないが、インタビュアーと回答者が特に有機的な化学反応を起こしており、刺激と発見の連続である。

例えば手品師の方の言葉、個人的に好きなのはこれとか。

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どうやってお客さんと自分との間で、面白い話を作っていけるか。その道具に手品を使いなさいと。手品ありきになっちゃうからダメなんだと。
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なお、内容はひたすらインタビューの掲載である。筆者の結論や提案などを交えずインタビュー掲載だけに徹したところが特に好感を持てる。押し付けがましくなく、かつ考えさせられる、という意味で。

そして、内容もさることながら、「垣根を越えて色々な意見を吸収する」ことの尊さを教えられる。ものの見方やアプローチの仕方が変わってくるかも知れない。


日本のSEはこれからどうなるのか/萩原佳明/翔泳社
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「スウェーデン式アイデア・ブック」フレドリック・ヘレーン

スウェーデン式アイデア・ブック

独創的なアイデアを出すためのヒントとなる、30の小編集。
絵本のように読みやすく、そして30の全てが刺激的で発見に満ち溢れている。

「レンガの使い道を15分で50個考えて下さい」なんてハードだなー。でも、すぐに思い付くようなアイデアが出尽くしたときに出るものが、独創的なものとなるようだ。つまり、すぐに思い付くようなものってのは、誰でも思い付くってことだね。

特に好きな一篇が、16番の「「絶対」はない」かな。

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1895年、イギリス科学アカデミーの会長が「空を飛ぶ機械は技術的に不可能である」と断言しました。ところが数年後、ライト兄弟によって飛行機がつくられ、古くからの人類の夢が1つ叶えられました。
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本当にすごいアイデアってのは、多くの「常識人」から笑われてしまうようなものなのかも知れない。もし飛行機が存在していない時代に生まれていたら、「空を飛ぶなんてそんなバカな」って自分だって言ってたかも知れないし。
たとえ笑われても、夢は大きく持ちたいものだ。
あー、月行きたい。

一度で終わらせずに、これからの人生で気付いたときに何度でも読み返したい本。

スウェーデン式アイデア・ブック/フレドリック・ヘレーン/ダイヤモンド社
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「雑菌主義宣言!」斉藤孝

雑菌主義宣言

日本人がインドに旅行してガンジス川の水を飲むと確実に腹を壊す。しかし、現地の人は全く平気だ。
これは、現地の人は生まれたときからこの水を飲んでいて、免疫ができているから。
このように、強くなるためにはある程度「毒」を取り入れて、慣れて、免疫を作っておくことがかなり有効である。これは体だけでなく、心についても同じこと。いやなことを避けてばかりいては心の免疫力は育たず、いざ大きな壁が現れたときに抵抗できず、挫折してしまう。

・・・と、そんな本だ。
さすが人を惹き付けるネーミングが上手い著者、ふりかかる嫌なことを「雑菌」と呼び、これを積極的に受け入れるメンタリティを「雑菌主義」と呼ぶ。そんな分かり易い言葉ですっと読ませる。

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雑多で面倒くさいことも、ふりかけられているうちが花だ。
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思えば過去に経験した嫌なこと、トラブル、挫折感も、自分を強くしてくれたんだなーなんて思い返す。
まあ当たり前と言えば当たり前なのだが、当たり前をこうしてキャッチーな言葉で再構築することに意味がある。だって当たり前ってなかなかできないでしょ。

そんな言葉に気持ちを新たにし、これを読んだ後は、目の前にあるアノ課題も、何だか苦手なアノ人も、よっしゃ快く受け入れてやろうって気になってくる。これができるときっとこの先も強い。この気持ち・考え方を忘れたくないなー。よい本に出会ったと思う。


雑菌主義宣言!/斉藤孝/文芸春秋
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